JAZZとカメラと、ときどきデッサン

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心に残ったいい話(視力検査の「C」マーク、あなたならどこに注目する?)

 

先日聞いた話でとても心に残ったので、自分なりにまとめて書き留めておきたいと思います。

あなたは、視力検査の「C」のマークが出てきたらどこに注目しますか?と、質問が来ました。


「えっ!? もちろん、開いているところを見るんじゃ・・・?」

 

では、「C」のマークを「人」に例えるとしたらどこに注目しますか?


「・・・?」


これでは、ちょっと戸惑うかもしれないので、説明を加えます。

「C」のマークの開いている部分を、その人の「出来ないこと」(欠けていること)
「C」のマークのそれ以外の部分を、その人の「出来ること」
だとすると、あなたはどこに注目しますか?

 

そこまで説明すると、お分かりになると思います。


人は誰かを見るとき、「出来ること」ではなく、「出来ないこと」に目が行きがちになります。

この話を聞いたとき、私は自分の子どもを思う浮かべて、「はっ!」としました。

子育てをしている人なら誰もが思うところでしょう。

私もそうですが、ついつい子どもの「出来ないこと」ばかりに目が行ってしまいます。

例えば、すぐに片付けが出来ない、歯磨きをしようとしない、すぐに兄弟とケンカするなど、大人には普通にできることが子どもにはできません。

 

でも、その子は出来ることの方がとてもたくさんあるんですよね。
出来ることに比べたら、出来ないことなんて本当にちっぽけにみえます。

自分の子が

寝返りできるようになった
ハイハイできるようになった
歩けるようになった
くつしたを履けるようになった
etc。。。

一つずつ、少しずつ出来ることが増えてきて、今ではたくさんの出来ることがあります。
一つ二つくらい出来ないことがあったとしても、いつか自分の力でできるようになります。
大人と違って、すぐになんて出来るようになりません。
大人の感覚で怒っても、子どもはなかなか理解できないものです。


子どもの気持ちに寄り添って、出来るようになるのを根気よく見守っていきましょう。

 

私もがんばります(笑)