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人を描くのって楽しいね!で絵の練習を始めて8ヶ月|分かってきたこと

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”人を描くのって楽しいね”を練習し始めてから約8ヶ月が経ちました。

期間的には一応8ヶ月ですが、ほぼ毎日練習した時もあれば、2~3日おきに練習した時もあります。また、ちょっと練習に飽きたら違う参考書を練習したり、YouTubeの”クロッキーカフェ”でクロッキーの練習をした時期もあります。

だから、実際に”人を描くのって楽しいね”を使って練習した日を数えると、半年もいかないくらいでしょうか。時間に換算すると、毎日30分くらい練習したとして、ざっくり90時間前後。まだまだ練習時間は足りないけど、昨年の10月ごろに書いた記事を見返してみると、その頃よりは上達できたかなと思います。

なので、絵の練習を続けてきて、気付いた点をまとめていきたいと思います。

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 絵をうまく見せるには、体のパーツの比率が重要

2018年の9月(1枚目)と半年後の2019年の3月(2枚目)に描いた絵を見比べてみます。

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2018年の9月の絵は、体に対して頭が大きすぎたり、足が短かったり、パーツの比率が間違っているために、とても違和感があります
一応、参考書通り描いたつもりなんですがね(笑)

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2019年の3月の絵では、模写も結構慣れてきて、パーツの比率が見本と近い形で描けるようになってきました。そのため最初の頃の絵よりは違和感が少ないです。

人の体を描くうえで、各パーツの比率はとても重要です!
体の細かい凹凸がいくら上手く描けても、比率が狂っていればすごく違和感のある絵が仕上がります。。。
慣れるまでは人の体を簡単な形に置き換えていいので、パーツの比率を守り、見本通り描けるようになることがとても重要だと感じました!

多少下手くそでも、体のパーツの比率が正しければ、絵を上手く見せることができます!

絵の練習は、楽しみながら続けることが大事

絵の練習は、いくらやっても人目に付かない地味な作業です。なので、多くの人が飽きたり、自分の成長がなかなか実感できなかったりして、挫折してしまうことも多いと思います。私も実際に何度も挫折しました。

それでも今回、挫折しないで続けられているのは”無理せず楽しみながら描いている”からだと思います。

本書でも休憩は大切だ!と何度も登場しますが、私も休憩多めで絵の練習に取り組んでいます。絵の練習に疲れたら休む、辛いと思ったら今日の練習はやめるなど、その日の集中力によって練習時間を調整しています。絵の練習は学校の宿題や課題とは違うので、自分のペースで無理せず続けることがとても大切です。

目標を持って絵の練習をする

絵の練習を継続するためには「自分が描きたい絵を見つけること」がとても大切です。

つまり、明確な目標を持つということですね。

私が過去に絵の練習をして挫折した時は、どんな絵が好きか?どんなイラストレーターになりたいか?どんな絵を描きたいか?をあまり考えていませんでした。なので、ただ絵を練習して、しばらくしたら飽きてしまって挫折する、という悪いサイクルを繰り返していました。

しかし、今回はちゃんと目標を見つけ、こういう絵が描きたい!と自信を持って言えます!今はその描きたい絵を、自分のイメージ通りに描けるように、絵の練習をしています。

絵の練習が長く続かない人は、まず自分はどんな絵が描きたいのかを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、私が今目標にしているイラストレーターさんは「たえ」さんです。

たえ (@tae402) | Twitter

「トラペジウム」の表紙を描いたりしてます。とても透明感のある絵で、本屋でたまたま見付けて一目ぼれでした!それ以来、この人のようなイラストが描けるようになることが、一つの目標になっています。

絵を描くモチベーションをどう保つか

明確な目標を持っていたとしても、絵の練習は時に苦痛が伴います。筋トレみたいなものなので、慣れていないと結構つらい時があります。特に始めて間もない頃は、絵が上手い人と自分の下手な絵を比べてしまい、練習するのが嫌になることもあります。絵が上手い人は世間に五万といますからね。

それでも、とにかく絵を描かないことには絵は上手くなりません
絵が上手い人も初めから上手かったわけではありません
人は人、自分は自分と割り切って練習を続けていきましょう!

私がモチベーションを保つためにして良かったことを2つ紹介します。少しでも参考になれば幸いです。

絵の練習はスケッチブックを使う

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スケッチブックをおすすめする理由は、過去の絵と今の絵を、いつでも見比べられることです。

コピー用紙とかに描いて練習するのもいいですが、最終的には捨ててしまい手元に残らないでしょう。そのため過去の自分を振り返ることができないため、自分が本当に上手くなっているのか実感が湧きにくいです。

それに比べてスケッチブックは、いっぱいにならない限り捨てることはできません。(ページをやぶって捨てることはできますが。笑)
なので、どれだけ下手でも自分の描いた絵がずっと残っていく訳です。
絵が残ることで、今の自分が過去の自分からどれだけ成長しているかいつでも比べられるので、モチベーションを上げるためにもスケッチブックを使うことを強くおすすめします。

また、いつか自分がプロのイラストレーターになったとき、そのスケッチブックが自分の作品集になるかもしれません!そう考えるとワクワクしませんか!?

ちなみに、私が使っているスケッチブックはマルマンのクロッキー帳です。
100ページもあるのに、分厚くなく、たっぷり練習できます。
持ち運びするなら、SやMサイズがおすすめ!自宅でじっくり練習する人はLサイズがおすすめだと思います。
ただ、紙が薄いタイプなので、下敷きを使用することをおすすめします。
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SNSを使って不特定多数の人に絵を見てもらう

今の時代、SNSでいくらでも自分の作品を投稿することができます。私もごくたまにtwitterやInstagramで絵を投稿したりしています。

絵が上手くないうちは、なかなか投稿するのも勇気がいります。でも、自分が上手く描けた!と思う絵があったなら、思い切って投稿してみましょう!意外といい反応が返ってくることもありますよ!

知らない人に絵を見てもらうのは最初は抵抗があるかもしれません。しかし、絵を描くからにはやっぱり誰かに自分の作品を見てもらいたいという欲求があります。いい反応が返ってくると、それがモチベーションアップにつながり、絵の上達スピードも上がっていくことでしょう。

それでも知らない人に見られるのは恥ずかしい!という人は通常のアカウントとは別に、絵描き専用のアカウントを作るのもいいですよ!

まとめ

色々と描きましたが、やっぱり絵は楽しみながら描くということが一番大事だと思いました。私も挫折しそうになったら、楽しく絵を描いていたときの自分を思い出してみようと思います。